インタビュー

介護福祉士

毎日うれしい事が必ず1つはある、
明るくて笑いの絶えない職場です。

社会福祉法人 自生園 特別養護老人ホーム 自生園(小松市)
介護福祉士 上原 優希さん、清水 隆文さん

現在の仕事内容を教えてください。

私は介護の現場ではリーダーを担当しています。利用者さんの日々の生活支援と、自身が受け持っている棟のマネジメント、ケアプランの作成などを行なっています。(上原さん)
介護士として、現場で利用者の日々のケアを行なっています。現在は新人職員の指導なども任せていただいており、主に現場でのマニュアルや、利用者と接する際に気をつけることのポイントなどを、新人職員と一緒に現場について、直接見て教えたりしています。(清水さん)

働いている施設の魅力を教えてください。

利用者さんご本人とご家族の思いを大切にして、できる限りやりたいことやご要望を実現できるように、それぞれの専門職員が一つになって協力しているところです。介護士は「こんなケアができますよ」などと提案したり、リハビリなど行う機能訓練士は、安全に食事介助できるように車椅子での姿勢を見たり、栄養士は食事の栄養量が少なくてもちゃんと栄養が取れるように、利用者さんの好みも考えながら食事のメニューを考えたり…。みんなが思いを一つに、それぞれの分野でできることを頑張ろう!という気持ちで働いています。

職員のキャリア形成のために
導入していることはありますか?

内部の研修としては、職員のための定期的な指導研修、看取り研修、認知症研修などといった様々な研修を行なっていただいており、また外部でも、喀痰吸引の研修や勉強会など、専門的な知識を深く勉強するような研修に参加することができます。もちろん、組織で働くうえで必須となる、上司との日々の報連相も徹底しているので、社会人としての基礎的なスキルも身につけられます。職員のキャリアアップのための体制が、しっかりと整えられていると思います。

入居者の支援のために、施設全体や職員同士で
取り組んでいることはありますか?

PHSやタブレット端末などをうまく利用して、利用者さんの情報をそれぞれの専門職員と素早く共有し、日々のケアに活かしています。自生園は介護施設向け設備のモデル施設となっていますので、最先端のIoT機器も導入しており、利用者さんが起き上がった時や座った時などに通知がきたら職員がすぐに駆けつけることができ、利用者さんの転倒防止につながっています。また、就床時の利用者さんの心拍をモニターできる機器も活用し、状態の変化にもいち早く気づけるため、職員の心的負担の軽減にも一役買っています。

介護・福祉の仕事を考えている人たちへのメッセージ

働いていて、うれしいと思うことが毎日必ず1つはあるので、そんな幸せを感じられるこの仕事に、多くの人が興味を持ってほしいと思います。(上原さん)
「利用者さんのためになることであれば、介護に正解はない。」私はこの言葉を心にしっかり留めて、利用者さんの笑顔につながることに日々取り組んでいます。将来、介護・福祉業界で働く方たちにも、同じような心構えで頑張っていただきたいと思っています。(清水さん)

社会福祉法人 自生園 特別養護老人ホーム 自生園(小松市)
介護福祉士 上原 優希さん、清水 隆文さん