介護の仕事、と聞くとどんなイメージでしょうか。
体力的に大変そう?
休みが取りにくそう?
給与が低そう?
時代に合わせて、世の中が変化するように、
介護の仕事も変化してきています。
そんな介護の“いま”を深掘り、
少しでも介護の見え方がポジティブになるような
情報を発信していきます。
現役介護士による「どう?そう!」座談会
データで見る「どう?そう!」介護
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80%以上の事業所で
給与等を引き上げ給料が低いイメージのある介護業界ですが、国の「介護職員処遇改善増算」等の後押しもあり、年々上昇してきました。厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果では、調査に参加した80%以上の事業所が「給与等を引き上げた」と回答しています。
また「令和6年賃金構造基本統計調査(石川県)」によると、石川県内の女性の職種別賃金で見ると、37位/89種中となっています。 -

残業時間が少ない
残業は年々減少しており、プライベートの時間を充実させている方が増えています。厚生労働省の「令和6年毎月勤労統計調査」では、全産業の残業時間が10.0時間に対して、「医療・福祉」分野の残業時間は5.0時間となっています。
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有給休暇
取得率アップ厚生労働省「令和6年就労条件総合調査」によると、「医療、福祉」分野における有休休暇の取得率は66.8%であり、産業平均より1.5%上回っており、職場で働く職員のライフワークバランスが重要視されていることがわかります。
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働き続けたい人が
60%以上離職率が高いと思われている介護業界ですが、実は介護職の離職率は年々下がってきています。(公財)介護労働安定センター「令和5年度介護労働実態調査」や厚生労働省「令和5年雇用動向調査」によると、「介護・福祉の分野で働き続けたい」と回答した介護職員は6割以上います。また、離職率は全産業の15.4%に対し、介護職は13.1%の低さとなっています。
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この先も
求められる仕事超高齢社会である日本において、介護業界は特に成長が期待される分野です。内閣府「令和6年版高齢社会白書」によると、日本の65歳以上の人口は、令和7年には3,653万人に。高齢化率は令和19年に33.3%に達し、国民の3人に1人が65歳以上となる見込みです。異業種を含む多様な企業も参入しており、介護現場の経験を生かせる多様なステージが増え、長く活躍できる機会が広がっています。また、初任者のキャリアアップを支援する事業所も増加中です。これらの事業所では、資格取得や専門技術の習得、中堅職員向けのマネジメント研修などの支援が行われています。



















