介護の仕事を選んだきっかけ
人と関わる仕事をしたいと思っていました。小学生の時、祖母が介護を必要とした時に何もできなかったことが心に残っていて、中学・高校ではボランティアで高齢者や障害者と関わる中で『楽しい』と感じ、自分には向いている仕事だと思いました。
現在の仕事内容と役割
ホームヘルパーとして訪問介護を行っており、高齢者や障害のある方の自宅に訪問し、入浴や排泄、移乗介助などの身体介護をしたり、調理・掃除・洗濯・買い物など日常生活全般の家事支援を行っています。ただ家事を代わりにするだけでなく、本人と一緒に行うことで自立支援を促すことも大切な役割です。また、介護をしている家族のサポートも重要な仕事です。
仕事で大切にしていること
利用者さんの生活スタイルやこだわり、ペースに合わせることです。つい手伝いたくなるのですが、できることは時間がかかっても自分で行えるように見守り、環境を整えてサポートしています。
仕事をする上での難しさや工夫
マスク着用で表情が分かりにくいため、声のトーンに注意しています。耳が遠い方にはゆっくり大きな声で話し、コミュニケーションが難しい方には文字盤や意思伝達装置を使います。それでも思いをうまく理解できないこともあり、難しさを感じます。
働き始めて気づいた介護の魅力
利用者さんの生活に直接関わり、住み慣れた自宅で過ごすことを支えられるのは大きな魅力です。人に喜んでもらえることで、自分自身も人として成長できていると実感できるのも、この仕事ならではだと思います。
介護の仕事に向いている人
なんでも笑いに変えられるポジティブな人、笑顔が素敵な人、人のために一緒に考えて寄り添える人です。




